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全日本学生ダートトライアル選手権大会出場を応援して

広島県支部 谷井 宏(電気S32年)

 わが母校の自動車部は、今年は8月4日(土)・5日(日)と広島県安芸高田市のテクニックステージタカタで開催された全日本学生自動車連盟主催の「平成24年度全日本学生ダートトライアル選手権大会」に出場した。母校からは自動車部OB(全日本学生自動車連盟・関東支部理事)の熊木健司君(工経S47年)、自動車部OB会会長の桑原充男君(精密S49年)、大学からは村上吉信監督が紅一点を含む20名の部員を率いて広島入りした。
 地元広島県支部からは、自動車部OBの荒木義晴君(機械S41年)と支部長谷井宏が応援に駆けつけた。また、広島大会には毎回のごとく、自動車部OBの立田俊明君(機械H17年)のお父さんも応援に駆けつけてくれていた。お父さんは俊明君が在学中、地元広島で母校自動車部の強化合宿をおこなった際、自宅を宿泊場所として提供し、家族ぐるみで部員の世話をしてくれた方である。当日は在京中の俊明君も駆けつけ、立田親子と遠征中の部員達との家族の絆を感じさせてくれた終日であった。
 「全日本学生自動車連盟」は、約100大学の加盟校を5ブロックにわけ、各ブロックの上位校に全日本選手権への参加資格が与えられ、わが母校は関東ブロックの予選(3位)を通過し、今年は全国から22校が出場した。
 ダートトライアル競技は、未舗装道路の比較的幅の狭いコースを1台ずつ疾走してタイムを競い、1チーム3名で1人ずつ午前と午後の2回走り、いずれか良い方のタイムを計測タイムとする。団体戦は3名の合計タイムで決める為、上位チームは1人走る毎に順位が変わり、抜きつ抜かれつの攻防が最終出走者まで行なわれ、応援にも力の入る競技である。
 本戦は毎年8月上旬に広島と関東で交互に行われる。広島での開催は平成7年が最初で、以後略2年毎の開催だが、昨年に続いて今年も広島となった。
 折りしも自動車部は、興亜工業大学創立の年、当初は物資輸送の機甲班として発足して以来、今年で創部七十周年を迎えることができ、部員たちの活躍は団体戦で5位入勝、個人戦は9位に入る活躍ぶりであった。この2日間を通して事故もなく、翌日には全員無事に帰校したのは何よりであった。今後、益々の健闘を陰ながら支援してやりたいものである。

参考(自動車部ブログ):http://citac-ob.blogspot.com/